7.3. Lesson: ネットワーク分析¶

2点間の最短距離の計算は、よく引用されるGISの用途です。このためのツールはプロセシングツールボックスにあります。

このレッスンの目的 ネットワーク分析アルゴリズムを使うことを学びます。

7.3.1. Follow Along: ツールとデータ¶

すべてのネットワーク解析アルゴリズムはプロセシング - > ネットワーク分析メニューにあります。利用可能なツールがたくさんあることがわかります：

Open the project exercise_data/network_analysis/network.qgz, it contains two layers:

ご覧のとおり、 network_lines レイヤーは道路ネットワークを理解するのに役立つスタイルを既に持っています。

最短経路ツールは、ネットワークの2点間の最短経路または最短経路を計算する方法を提供します。

では始めましょう。

ネットワーク解析 - >最短経路（2地点間）を使うと、地図上で手動で選択した2点間の最短距離を計算できます。

In this example we will calculate the shortest (not fastest) path between two points.

次の図では、これら2つの点を分析の開始点と終了点として選択しています：

Open the Shortest path (point to point) algorithm
Select network_lines for Vector layer representing network
Let Shortest in the Path type to calculate parameter
Click on the ... button next to the Start point (x, y) and choose the location tagged with Starting Point in the picture. The menu is filled with the coordinates of the clicked point.
Do the same thing but choosing the location tagged with Ending point for End point (x, y)
実行ボタンをクリックします：
選択した点間の最短経路を表す新しい線レイヤが作成されます。 network_lines レイヤーのチェックを外して結果を良くしてください：
出力レイヤの属性テーブルを開きましょう。始点と終点の座標と コスト を表す3つのフィールドがあります。

最短 を:guilabel:計算するパスの種類として選択したので、 コスト は2つの位置間の距離をレイヤ単位で表します。

この場合、選択された点の間の最短の距離は約1000メートルです。

Now that you know how to use the tool, feel free to change them and test other locations.

前の演習と同じデータを使用して、2点間の最速経路を計算してみます。

始点から終点までどのくらいの時間が必要ですか？

ネットワーク分析ツールの他のオプションについて調べてみましょう。前回の練習では、2点間の最速経路を計算しました。想像できるように、時間は旅行速度に依存します。

前の練習問題と同じレイヤと同じ開始点と終了点を使用します。

Open the Shortest path (point to point) algorithm
Fill the Input layer, Start point (x, y) and End point (x, y) as we did before
Choose Fastest as the Path type to calculate
Open the Advanced parameter menu
Change the Default speed (km/h) from the default 50 value to 4
Click on Run
アルゴリズムが終了したら、ダイアログを閉じて、出力レイヤの属性テーブルを開きます。

The cost field contains the value according to the speed parameter you have chosen. We can convert the cost field from hours with fractions to the more readable minutes values.
アイコンをクリックしてフィールド計算機を開き、コストフィールドに60を掛けて新しいフィールド分を追加します。

おしまい！これで、ある地点から別の地点までの所要時間がわかります。

ネットワーク解析ツールボックスには他にも興味深いオプションがあります。次の地図を見てください：

各道路の制限速度を考慮した最速ルートを知りたい（ラベルは 制限速度 をkm / hで表しています）。制限速度を考慮しない最短経路はもちろん紫色の経路になります。しかし、その道路では制限速度20 km / hですが、緑色の道路では100 km / h出せます！

最初の練習でやったように、ネットワーク解析 - >最短経路（ポイント間）を使用して、手動で始点と終点を選びます。

Open the Network analysis ‣ Shortest path (point to point) algorithm
Select network_lines for the Vector layer representing network parameter
Choose Fastest as the Path type to calculate
Click on the ... button next to the Start point (x, y) and choose the location tagged with Start Point in the picture. The menu is filled with the coordinates of the clicked point.
Do the same thing but choosing the location tagged with End point for End point (x, y)
Open the Advanced parameters menu
Choose the speed field as the Speed Field parameter. With this option the algorithm will take into account the speed values for each road.
Click on the Run button
Turn off the network_lines layer to better see the result

ご覧のとおり、最速ルートは最短ルートに対応していません。

ネットワーク分析 - > Service area（レイヤから）アルゴリズムで質問に答えることができます：ポイントレイヤが与えられ、距離または時間の値が与えられると到達可能なすべてのエリアはどうなりますか？

注釈

ネットワーク分析 - > Service area（ポイントから）も同じアルゴリズムですが、手動で地図上の地点を選択できます。

``250``メートルの距離が与えられたとして、 network_points レイヤーの各ポイントからどれだけネットワーク上を移動できるか知りたいのです。

Uncheck all the layers except network_points
Open the Network Analysis ‣ Service area (from layer) algorithm
Choose network_lines for Vector layer representing network
Choose network_points for Vector layer with start points
Choose Shortest in Path type to calculate
Enter 250 in the Travel cost parameter
Click on Run and then close the dialog

出力レイヤは、250メートルの距離を与えられてポイント地物から到達できる最大径路を表します。

Cool isn't it?

これで、ネットワーク分析アルゴリズムを使用して最短経路問題を解決する方法がわかりました。

これで、ベクタレイヤデータに対して空間統計を実行する準備が整いました。さあ行きましょう！

次は、ベクターデータセットに空間統計アルゴリズムを実行する方法について説明します。